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見所紹介
    「金勝寺」(こんしょうじ)
    紫香楽宮の鬼門を鎮護するため、天平5年(西暦733年)に聖武天皇の勅願により僧良弁が創建したと伝えられています。十三詣りの仏様として有名です。
   
「金勝寺山門」
「金勝寺境内」
金勝寺の参詣の後舗装された林道を竜王山に向かうと、平坦で大変見晴らしが良い稜線に出る。
舗装された林道も馬頭観音を過ぎると駐車場があり、ここから山道に入り竜王山(604.7m)に至。
更に進むと茶沸観音(山道の横にある岩に刻まれた30cm位の可愛らしい観音さま)に出合う。
「茶沸観音」
「白石峰」
茶沸観音さまから5分程度で白石峰に出た。山道はここで桐生辻方面、狛坂寺跡方面、天狗岩・鶏冠山・上桐生方面の3つのルートに別れる。道を狛坂寺跡方面にとると山道はすぐ急な下りになる。
狛坂寺跡手前
    「狛坂磨崖仏」(こまさかまがいぶつ)
    桐生辻の北約3Km、花崗岩の岸壁に如来坐像と両脇侍像その周りに9体の仏像が刻まれています。
国の史跡指定を受けています。
   
「狛坂磨崖仏」
狛坂磨崖仏は実物を見て感動した。こんな山の中で奈良時代後期から平安時代初期に制作されたらしい。
その存在感は周囲を圧し、ここに仏あり山の岩も木も水も森羅万象を従えたような姿に心を動かされた。
ここは狛坂寺とゆう寺が江戸時代末期まで実在し、火事で焼失したとある。現在もそれらしき礎石が石垣の奥にあった。落ちていた屋根瓦の破片を見ていると最近までそこにあった古寺の存在が偲ばれる。
樹木に埋もれた境内は自然の力に委ねられ荒れ果て、諸行無常のなかに厳しい現実の世界をかもしだしている。
湿った空気の山道を下る。少し道は荒れている。早く無常の世界を離れ明るい太陽の下に出たい。
道は上桐生から桐生辻に抜ける南谷林道に出る。昔はこの道も狛坂寺への参詣や信楽に抜ける道として往来があったものと思う。深い森林の中の道を早足で上桐生に向かう。
途中第二名神の工事現場、逆さ観音、オランダ堰堤を経て上桐生のバス停には狛坂磨崖仏より1時間30分位でついた。

焼失した狛坂寺は金勝寺の別院として建立されたと狛坂魔崖佛の説明書きにあった。
奈良時代から平安時代の仏教は、現代の先端技術に相当するよな特別のパワーを持っていたように思える。



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